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iDecoの給付はSBI証券か楽天証券のどちらが有利?サポートセンターに問い合わせて分かったそれぞれの給付方法

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\ブログお引越ししました/

www.kotsukotsu-money.com

 

今後ともよろしくおねがいします。

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おはようございます。このブログを書くのがかなり久しぶりに感じるみにぃです。

 

数日間ブログを離れているだけで久しぶりと感じてしまうということは、このブログはみにぃの日常となりつつあるってことですね。

 

この前iDecoの出口戦略として、税金について色々調べました。

「どれくらいの収入で、どういった控除があって、これくらい税金がかかる」というのは大体分かりました。

こちらの記事をご覧下さい。細々と計算しております。

kotsukotsu-money.hatenablog.com

 

しかしですね、お金を引き出す方法や頻度は証券会社によって違います。

 

これもまた何となくは知っていましたが、この証券会社はこうであの証券会社はこうみたいな具体的なことは知らなかったんです。

 

なので、みにぃ家で加入する予定であるSBI証券と楽天証券のカスタマーセンタ-へそれぞれ連絡して聞いてきました。

 

結果は「拠出する前に聞いといてよかった~。後で後悔するとこだったわ」だったので、よかったらお付き合い下さいね。

 

SBI証券のiDeco給付方法

  1. 一時金給付
  2. 年金給付

1.一時金給付

給付時期
  • 60歳から70歳までの間に手続き
  • 退職金と合わせることが可能

 

2.年金給付

給付時期
  • 60歳から70歳までの間に手続きして開始
  • 5年間と10年間の給付期間を選択出来る。(どちらかしか選択できない)
  • 年に1回、2回、4回、6回の給付回数を選択出来る。
  • 10年を選択した場合、5年経過後、残りの金額を一時金として給付可能

 

楽天証券のiDeco給付方法

  1. 一時金給付
  2. 年金給付
  3. 併給

1.一時金給付

給付時期
  • 60歳から70歳までの間に手続き
  • 退職金と合わせることが可能

 

2.年金給付

給付時期
  • 60歳から70歳までの間に手続きして開始
  • 5年から20年の間で給付期間を選択出来る。
  • 年に1回、2回、3回、4回、6回、12回の給付回数を選択出来る。
  • 10年を選択した場合、5年経過後、残りの金額を一時金として給付可能

 

 

3.併給

これは、一時金給付と年金給付を併用した方法になります。

iDeco資産額の10%~90%のお金を一時金として給付し、残りを年金給付します。

一時金として選べる給付率は10%~90%の間を10%単位で選択出来るようです。

 

SBI証券と楽天証券を比較してみて

給付時の税金のメリットを最大にしようと思うと、併給が可能な楽天証券が有利だと思いました。

一時金のみの給付の場合、退職金が少ない、もしくはない場合は問題ないです。しかし、退職金が1000万円を超えてくるようであれば、控除額を上回る可能性が出てきます。

年金のみの給付の場合も同じで、厚生年金を多くもらっている人は控除額を上回る所得となり、税金を多く納めないといけない可能性が高いです。

 

みにぃは、現在扶養に入っており、今後働いたとしても多くの退職金は望めません。よって、今iDecoに加入し一時金で受け取り、27年間分の控除(1290万円)を利用してもいいのではないか・・・。

反対に、みっきぃは公務員の為、定年まで何事もなく全うすれば退職金は期待出来ます。しかし、その額が大きいため、一時金だけでは控除額以上の収入となる可能性が高いです。そういう場合に、楽天証券の併給を利用すれば課税される所得が抑えられるのではないか・・・。

 

給付時の注意点

給付された後の収入の課税についてばかり焦点を当ててきましたが、iDecoは他にも注意すべき点があります。

 

1.給付の度に振り込み手数料がかかる

そうなんです。毎回自分の口座に給付される際に432円という振り込み手数料が発生します。

ということは、少ない回数で給付した方がお得となります。年10回の給付期間を選らんだとしても、間違っても年12回という給付回数は選んではいけません。

自分のライフプランと相談して、①一時金 ②5年間 ③10年間で選択し、5年後に一時金としてもらう の中で1番課税が少ない給付方法を選びます。

さらに、②と③の給付回数を年1回払いとすることで振り込み手数料を最小に抑えられます。

 

2.資産が口座に残っている間は運用され続けている

定期預金のように、「今これだけ引き出したから残りはこれだけ」という確定は出来ません。

一時金として全てを給付した場合、iDeco口座には残高がないので問題はありません。しかし、年金給付を選択した場合には口座にはまだまだ残高があります。その残高は確定ではなく、口座にある限りは運用され続けるのです。

60歳になってから資産が上がる可能性もあるし、下がる可能性もあります。

 

 3.給付する時期に損益がどうなっているかわからない

退職所得控除に余裕があるから退職した時に一時金として受け取る方法を選択したとしても、その時期に相場が上がっているかは分かりません。もしかしたら暴落時になっているかもしれないのです。

ずーっと相場が低迷していることはないと思うので、何年か待てば上昇してくるとは思いますが、そうなると一時金という選択をするかどうか悩みますね。給付予定時が暴落時期と重なると、年金給付の方がいいのかななんて思います。

 

4.資産が口座に残っている間は運用管理費がかかる

iDeco口座に資産がある間は信託銀行への手数料64円が毎月発生します。運用している投資信託の信託報酬もかかっています。

楽天証券についていえば、残高が10万円を下回るとさらに運用管理手数料が226円発生します。

ということは、あまり長い間口座に寝かせておくと手数料ばかりとられてしまうということです。

 

 

こんなところでしょうか。

 

まとめ

iDecoはやっぱり難しい、というのが本音です。不確定要素が多すぎて将来の予測がつかないというのがデメリットであり、それを運用するのって不安です。不安というと、iDecoがはじまったときから凍結している法人税(1.173%)が復活されやしないかということも考えます。でも、せっかくの税制メリットを享受できる制度なので、少額づつ積み立てていきたいと思います。