こんにちは、みにぃです。
みにぃ家でのはじめてのリスク資産での投資は、セゾン投信のセゾンバンガードグローバルバランスファンドから始まりました。
ネット銀行の定期預金では限界がある
それまでは、金利の高い銀行の定期預金を利用してました。ちなみにみにぃが預けていた銀行というのは、オリックス銀行になります。
当時は、金利が年率0.3%(税引き前)ほどあったので、100万円預ければ1年で3000円、10年で30000円ほどになります。
他の銀行と比べるとかなり優秀な金利ですよね。ネット銀行は、人件費がほとんどかからないので、金利が高い傾向にありますが、その中でも格別でした。
でした。というのは、今年に入ってマイナス金利が導入されてから下がってしまったのです。といっても、他の銀行に比べたら0.1%(税引き前)なので、マシなんですけど、100万円以上預けていたのでかなりショックでした。
初めて出会ったリスク資産投資
丁度、マイナス金利が導入される頃にセゾン投信の積み立てを開始したので、ワクワクとドキドキが増えることとなりました。
なぜ、セゾン投信にしたのかというと、いくつかの理由があります。
主な理由というのが、
主に以上の理由になります。
バランスファンドである
これは、ずぼらなみにぃにはピッタリな投資方法なんです。
セゾン バンガードグローバルバランスファンド(以下グロバラと記載)は上記の表の様な配分となっており、大きく分けると、株式と債券が50%ずつなんです。
ですが、日々の市場は安定しません。いいときもあれば、悪い時もあります。景気がいいと株式の配分が大きくなるし、反対に景気が悪くなれば、債券の配分が大きくなります。
自分でそれぞれ、先進国や日本、新興国の株や債権を購入すると、このバランスが崩れた時に自分で大きくなりすぎた株か債券の一部を売って、反対に少ない株か債券を購入しないといけません。
大体1年に1回ほどの調整が必要と言われていて、これをリバランスといいます。
最初に設定した配分をほったらかしていると、リターンに多大な影響が出てしまうといいます。
なんと、セゾン投信はこのリバランスを自動で行ってくれるんです。
みにぃみたいに、ずぼらで少しでも楽をしたい人にはうってつけです。
しかし、美味しい話しにはワケがあると言われますが、それなりのデメリットもあります。
信託報酬が高めである
バランスファンドを購入するか決め兼ねる理由の一つがこれですね。
信託報酬とは、運用手数料のことになります。
セゾン グロバラの2016年10月現在の信託報酬は、年0.69%±0.03%となっています。
これでも、何度か下げてきましたが、個別で株や債券のインデックスファンドを購入するよりは割高です。
更にセゾン投信と同じようなバランスファンドの中でも気持ち高いです。
ぱっと見ると、1%もないじゃないかと思いますが、金額が大きく膨らんでくると、この信託報酬の額もその分増えますからね。
それには理由があって、アメリカのバンガード社に投資するファンズオブファンズの形をとっているからでもあります。
わかりやすくいうと、問屋から直接仕入れた商品は安く手に入るけれども、お店を介して購入するとその分手数料がとられて高く購入せざるを得ないですよね。
バンガード社自体は、投資信託では世界最大規模であり、アメリカでは4割以上を占めている大変メジャーな会社です。信託報酬もとーっても良心的です。
まぁ、だからこの金額で成せるのかなぁとも思ったりしてます。
ですが、ですが、ここ1年で個別株や債券インデックスファンドについては、かなりお安い信託報酬のものがわんさか出てきているので、是非とも中野社長にも頑張って欲しいものであります。(お願いです)
直販である
大体の投資信託は、証券会社から商品を選択して購入することが出来るので、証券会社へ申し込みさえすればどんな取引も可能ですが、セゾン投信は直販になるので、セゾン投信のサイトから直接申し込みしないといけません。
すでに、証券会社に申し込みを済ませている方は少し面倒かもしれません。
資産配分比率が自由に決められない
セゾン グロバラの配分比率については、株式と債券が半分半分で、更に、株式の中で先進国や新興国が何パーセント、債券の中で日本債券は何パーセントというように、細かく決められています。これをアセットアロケーションといいます。
アセットアロケーションは将来のリターンを決める大切な資産配分です。よって、これを自分でカスタマイズしてリターンをあげようと考える人には、セゾン グロバラは債券の割合が高いようです。
そういう方は、証券会社から個別ファンドを購入して、アセットアロケーションをカスタマイズすることをオススメします。
アメリカのバンガード社のインデックスファンドに投資している
これは、先ほどの信託報酬の箇所でもご説明しましたが、これが強みでもあります。
世界最大級の投資信託会社へ投資しているということで安心感があります。
また、世界市場への分散投資がこれ1本で出来るのも魅力です。
ちなみに、投資対象ファンドは以下の通りになります。
1.バンガード・U.S. 500 ストック・インデックス・ファンド ファンドの目的 S&P500 インデックスに連動する運用成果を目指します。 運用方針/投資対象 S&P500 インデックスを構成する株式を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じ組入比率でポートフォリオを構築します。 2.バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド ファンドの目的 MSCIヨーロッパ・インデックスに連動する運用成果を目指します。対象となる構成国はオーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス等です。 運用方針/投資対象 MSCIヨーロッパ・インデックスを構成する株式を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じ組入比率でポートフォリオを構築します。 3.バンガード・ジャパン・ストック・インデックス・ファンド ファンドの目的 MSCIジャパン・インデックスに連動する運用成果を目指します。 運用方針/投資対象 MSCIジャパン・インデックスを構成する株式を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じ組入比率でポートフォリオを構築します。 4.バンガード・パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド ファンドの目的 MSCIパシフィック・エックスジャパン・インデックスに連動する運用成果を目指します。対象となる構成国は日本を除くアジア太平洋地域の先進国・先進地域(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール等)です。 運用方針/投資対象 MSCIパシフィック・エックスジャパン・インデックスを構成する株式を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じ組入比率でポートフォリオを構築します。 5.バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド ファンドの目的 MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する運用成果を目指します。
対象となる構成国は欧州・アジア・アフリカ・ラテンアメリカ地域の新興市場国およびロシアです。運用方針/投資対象 MSCIエマージング・マーケット・インデックスを構成する株式を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じ組入比率でポートフォリオを構築します。 6.バンガード・U.S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド ファンドの目的 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・U.S.・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックス(米国債および米国政府機関債(米ドル建て・残存期間1 年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。 運用方針/投資対象 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・U.S.・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックスを構成する債券を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じバランスとなるように債券を保有します。 7.バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド ファンドの目的 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・ユーロ・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックス(ユーロ圏各国の発行する国債および政府機関債(ユーロ建て・残存期間1 年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。 運用方針/投資対象 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・ユーロ・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックスを構成する債券を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じバランスとなるように債券を保有します。 8.バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド ファンドの目的 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・ジャパン・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックス(日本国政府および政府機関が発行する投資適格債券(円建て・残存期間1 年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。 運用方針/投資対象 バークレイズ・グローバル・アグリゲート・ジャパン・ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックスを構成する債券を投資対象とします。基本的にインデックスとほぼ同じバランスとなるように債券を保有します。
リーマンショックを経験している
リーマンショックの時期は基準価格(青線)が下がっているかと思いますが、何とか持ちこたえて、上昇してます。最近は、相場が安定してないので、ちょっと下がりぎみですが・・・。
そして、注目して欲しいのが、純資産総額(ピンク色)です。これは、着実に上昇しております。
これは、加入者が増え続けていることや、昔から積み立てをしている人の資産が増えていることを示しております。
他のインデックスファンドは、リーマンショック後に発売されたものが多いのです。
なので、リーマンショックを経験したセゾン投信が現在もこうやって運営されているのは、かなりの強みだと思います。
もちろん、リターンも増え続けてます。この配分で大体年利5%くらいを目標にしているそうですが、中野社長によれば、年利7%はいける!とおっしゃっているようです。
みにぃも、本当に最近このセゾン号に乗ったわけですが、これから下相場にも負けず、ゆっくりと歩み続けたいと思います。
子供たちの口座も作って運用をしているので、その事についても今度記事にしたいと思います。
コチラをどうぞ⇩