こんにちは、みにぃです。
セゾン投信が、人気も実績もあるのは皆さんご存じだと思います。純総資産も増え続けています。
「じゃぁ、他のバランスファンドと比較すると、どのくらいの位置なんだろう」という疑問が沸いてきました。
気になったら他のことが手に付きません。早速調べてみました。
えいっ!!
本当にバランスの取れていたセゾンバンガード・グローバルバランスファンド
同じバランスファンドでもリターンに差がありますね。
投資するアセットクラスが異なるだけでこんなにも違うのを実感してしまいます。
セゾンバンガードGBFはどの年でも中間くらいといったところでしょうか。本当に均等がとれてることを確認しました。
大きく儲けるわけではないけれども、暴落時のリスクもある程度踏ん張ってくれる、頼もしいバランスファンドなのではないかなぁと思います。
例えば、セゾンバンガードGBFと世界経済インデッファンドは株式と債券は半々です。大きな違いといえば、新興国への投資です。
セゾンバンガードGBFと世界経済インデックスファンド
セゾンは新興国株式への投資を5%程度にしているのに対し、世界経済インデックスファンドは17.5%の配分です。
新興国債券については、セゾン投信は含んでいません。世界経済インデックスファンドは株式と同じく17.5%の配分です。
ここ数年のリターンを見ると最初は世界経済インデックスファンドが頑張っていたのですが、15年の途中からガクッと下がり、その勢いのまま下がり続けて行きました。
もともと、2016年は厳しい年でしたが、世界経済インデックスファンドにとっては真冬だったのですね。
後半から、トランプスノミクスに乗って、全てのファンドが上昇してはおりますが、最下位となってしまいました。
前回記事にしたファンドの比較と重ね合わせると、やはりここ数年は新興国の経済が伸び悩んでいたのでしょうかね。
kotsukotsu-money.hatenablog.com
比較したバランスファンドで1番リターンの多かった【スゴ6】
これらのファンドの中で1番リターンが多かったのは、「SBI資産設計オープン(スゴ6)」です。
今まで知らなかったのですが、この「スゴ6」国別投資割合を見ると、日本が50%占めてるんですね~。(次にアメリカ28%、イギリス4%と続く・・・)
また、リートを国内、国際共に10%くらいずつ含んでいるのも特徴です。
現在、日本リートは登り調子です。だから、2014年途中からの成績が良かったのも納得です。
【スゴ6】といい勝負だったeMAXISバランス(8資産均等型)
こちらのファンドが「スゴ6」に続いていいリターンでした。
このファンドの特徴は、全てのアセットクラス(日本株、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券、新興国債券、日本リート、外国リート)を12、5%ずつ均等にに配分したところでしょうか。
あーでもない、こーでもないと考えたアセットアロケーションではなくて、いかにも機械的に配分しました。というのが伝わってきます。
しかし、このような配分の方法で、好成績(バランスファンドの中では)だと、自分で考えるのがばからしくなってきます。
となると、今流行!?のロボット資産運用やフィンテックなんかで運用してもらってもいいのかな・・・という気持ちになります。
半年くらい前はロボアドバイザーTHEOっていうのに申し込みしようか少し悩んでみたものでした。
ちなみに、こちらの国別配分はこのようになります。
1位 日本 39%
2位 アメリカ22%
3位 香港 3%
まとめ
2014年からの結果はこのようになりましたが、丁度日本がアベノミクスで上昇傾向だったこと、2016からのマイナス金利により、日本リートの相場が良かったことが原因かもしれません。(断定は出来ませんが)
今後、新興国の相場が良くなれば、世界経済インデックスファンドのリターンを期待出来ますね。
積み立て投信は10年以上の積み立てを想定しているので、数年の結果だけではどのファンドがいい、悪いと決めることは出来ません。
よって、全体的にバランスよくアセットクラスを配分した方がいいですね。
そして、日々ニュース等で世界の大きな動きを知ってなくちゃいけないなぁと感じました。そうすることで、「あ、この国でこんな事があったから株価が下がったのだな」って分かるし、一時的なものかどうかとかも分かりますよね。
投資に出会ったことでより経済が身近に感じられたので、みにぃとしてはいい経験をさせてもらっていると思っております。