こんにちは、みにぃです。
最近、ちょっと忙しくなってしまいました。というのは、アルバイトEXというアルバイトサイトで登録申し込みしていた仕事が急に入ってきたからです。
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外で稼ぐか家で稼ぐか
この頃は、仕事をしたい一心で色々な就職サイトに登録したりしてました。しかしその後の考えにより、家で資産運用したりお小遣い稼ぎの基盤を作ってから外に働きにでた方がいいのではないか、という結論に至りました。
幸い、登録した時期、仕事は閑散期のようで依頼が全然やってきません。逆にこれはチャンスと思い(笑)、日々色んな資産運用をしてみたり、お小遣い稼ぎをちょこちょこやっておりました。
そんな中、10月中旬に入ってから仕事がランダムに舞い込むようになって少しバタバタとしているところです。
どうもこの仕事は、秋頃から春くらいにかけて忙しくなってくるそうなんです。
田舎だからそんなに件数もないかなと思って余裕こいていたので、ちょっと焦ってきました(^_^;)
でも、毎日毎日常勤で働いていた過去を思うと、有り難く働かせてもらっております。
子供が産まれてからの仕事の選び方は、いかに仕事と家庭の両立が出来るかというところに重点を置いておりますので、いっときはこの仕事にお世話になろうと思ってます。
夫の扶養でいること(第3号被保険者)のメリット
最近仕事が多くなったとはいえ、秋口からなので今年は夫の扶養になります。そうすると、第3号被保険者という部類に属します。
この第3号被保険者というのは、20歳から60歳未満で、第2号被保険者に扶養されている人の事を指します。
国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 制 度 の ご 説 明
http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20140627-01.files/03.pdf
参照:日本年金機構より
第2号被保険者とは
厚生年金保険の加入者(会社員等)および共済組合の加入者(公務員等)を指します。
どこかの会社に常勤でお勤めしている人はほぼこちらに入りますね。毎月の給与明細を見れば、給与から税金や社会保険が引き落とされていると思います。
ちなみに、第1号被保険者とは、自営業者や20歳以上の学生を指します。
みにぃの仕事は委託された自営業という形なので、収入が多くなってきて扶養を抜けてしまうとこの第1号被保険者になってしまいます。
話が脱線してしまいましたが、夫の扶養(第3号被保険者)でいることのメリットとしてはなんと言っても、年金保険の支払いをしなくても将来の老齢基礎年金がもらえるということでしょう。というか、コレしかありません。
国民年金保険料は毎月16,260円になります。これを払わなくっても将来の老齢基礎年金は約束されているのです。
第3号被保険者のデメリット
最低額の年金しかもらえないことです。まぁ、それでも年金保険の支払いを免除してもらっているにも関わらず将来年金を貰えるのはお得ですね(小声)
国民年金に増額する方法として、自営業の第1号被保険者だと、国民年金基金や小規模企業共済があります。会社員である第2号被保険者は厚生年金があります。しかし、第3号被保険者については、年金を増やす方法が貯蓄とか、個人年金しかありませんでした。
でした?過去形?と思われたあなた、鋭いです。朗報ですよ。2017年より第3号被保険者でも年金を増額する方法が解禁されるんです。
個人で年金を確保しないといけない時代
実は、2000年からあった制度なんですが、第1号被保険者や第2号被保険者(公務員以外)しか入れなかったのです。公務員や専業主婦、パートはしているが、扶養されている主婦については加入出来なかったのです。それが、2017年より加入出来る人の範囲を増やしたというわけです。
みにぃ家は、夫みっきぃは公務員なので、2人とも来年から加入できるようになります。
これは、「将来の年金について国は保証できませんよ。だから自分たちできちんと準備してね」というメッセージとも受け取れます。
現在、給与から引かれている年金保険分を、将来自分が年金をもらう側になった時にもらえるかというと、大抵の人は「そうは思わない、引かれた年金保険よりも少ない額になるだろう」と予想しますよね。
それを悲観したままにしておくのか、せっかくの制度を使うか使わないかはあなた次第になってきます。
では、年金を増やす方法とはどういったものなんでしょうか。
それは、確定拠出年金というものです。
確定拠出年金とは
DC、401kとも呼ばれます。企業型と個人型があります。ここでは個人型で見ていきます。
自分自身で掛け金と運用先を決めて積み立てをしていくことになります。
いわゆるリスク資産というものです。
掛け金
掛け金については、毎月の上限額が被保険者ごとに決まっています。
- 第1号被保険者 上限6万8000円
- 第2号被保険者(公務員以外) 上限2万3000円
- 公務員、第3号被保険者 上限1万2000円
運用先
銀行でも出来るのですが、証券会社がオススメです。なぜかというと、運用してもらうということは、管理費という維持費がかかってきますので、出来るだけコストの安いところに預けた方がいいです。それと、運用商品のラインナップも証券会社の方がコストの安い商品を沢山扱っています。
みにぃは今のところ楽天証券で考えてます。口座管理手数料が今なら無料になるからです。ちなみに、みにぃが通常の投信で購入しているセゾン投信については、確定拠出年金では唯一楽天証券でのみ販売してます。
メリット
- 掛け金全てが給与控除の対象
- 運用益が非課税
掛け金全てが給与控除の対象
掛け金は全額給与控除の対象となりますので、確定申告でお金が戻ってきたり、来年の税金が安くなったりします。
扶養されている人は税金や保険料はかかってないので、掛け金はだんなさんの給与控除にまわしましょう。
(以前、税務署に聞いた時は扶養されている人の確定拠出年金は配偶者の控除に出来ると聞いたのですが、やはり無理なようですね)
運用益が非課税
銀行の定期預金をしているなら、利率の下に()でくくられて、税引き後の利率が記入されているのを見たことがあると思います。普通利益があれば20%の税金を引かれてしまいます。
定期預金だと、銀行の利子なので税引き前も税引き後も大した金額ではないのですが、株やFXになると、儲けの20%分を引かれるって結構大きいです。100万円儲けても20万円国に税金として納めなければなりません。
それが、確定拠出年金なら運用益を非課税にしてくれるというのです。今から何十年と積み立てしていくのです。定年頃には結構な金額になっているはずです。それが非課税となるとありがたいですよね。
デメリット
- 60歳まで引き出せない
- 利益が確定でない
60歳まで引き出せない
すぐにお金が欲しいと思っても引き出すことができません。よって、余裕資金で貯めていかないといけません。しかし、途中で積み立てを休止しても大丈夫です。確定拠出年金口座内に預けている分は運用され続けます。
利益が確定でない
これは、誰にも分からないことです。しかし、運用先をしっかり見極めてから投資することでより多くのリターンを期待出来ます。
また、人によってリスクの取り方も違ってきます。何十年もあるから株式多めのアセットアロケーションを作る人もいれば、リスクを減らしたいと債券を多くしたアセットアロケーションを作る人もいます。
みにぃは、60歳まで30年近くあるので、今のところは少し攻めの形でいきたいと思っています。そして、年齢が高くなってから債券の割合を多くしていく予定です。
まとめ
確定拠出年金はメリットデメリット隣あわせですが、上手に活用することによって、主婦でも年金を増やしたり、税金を安くしたり出来ます。
あと、60歳過ぎてお金を受け取る時の出口戦略が大事です。いくら運用益がかからないといっても、受け取り時の税金が多くかかる場合もあるので、退職金と合わせて一時金として受け取るか、年金として分割して受け取るか選択が必要となります。
これは、退職金の額や勤続年数により代わってきますので、ケースバイケースになります。
長く勤めている人は退職所得控除が沢山ありますので、退職金と合わせてもらった方がいいかもしれません。
今度シュミレーションをしてみたいと思っています。
今の生活でいっぱいいっぱいかもしれませんが、子供だけでなく、自分の将来についても考えていきたいところです。
運用した拠出金をもらうときのシュミレーションをやってみました。
SBI証券と楽天証券にiDeCoの給付方法を問い合わせしました。